高級クラブのキャッシャーとは？【業務内容を解説】

銀座の高級クラブで働くキャッシャーは実際どのような業務内容なのでしょうか？

まず、キャッシャーという言葉を聞きなれないと思う方もいると思います。

キャッシャーを一言でいうと【ナイトワーク業界で会計作業専門の仕事をする人】です。

スーパーの会計のおばちゃんをイメージしてもらえたらと思います（笑）。

それではキャッシャーさんの背景、1日の仕事の流れの順でご紹介します。

キャッシャーさんの背景

銀座のキャッシャーさんと言われてどのような方のイメージを皆さんお持ちでしょうか？

若い男性、お姉さんと思っているかともいると思います。しかし、銀座の高級クラブはほとんどが40～60歳くらいの女性です。

どんな経歴の方がいるかは、元ホステスさんの方、事務関係の仕事をしていた方、副業の方、未経験の方等になります。

出勤時間は大体どのクラブのキャッシャーさんも19:30くらいです。そういった観点から日中バリバリ働く男性より、女性の方が多いのかもしれません。

伝票計算は手書き！

銀座の高級クラブの多くは手書きの伝票で電卓を打ち込んで計算しています。

少し大変に思うかもしれません。しかし、キャバクラのシステムとはまた違い、お客さんやホステスさんのさじ加減によって細かい金額が調整されます。そのため、手書きの方がかえって便利なのです。

実際対応した自動会計ができるシステムもありますが、古き良きが良いとされている銀座の高級クラブならではになりますね！！

キャッシャーさんの一日の業務の流れ

キャッシャーさんの業務は伝票の計算が多くデスクワークがメインになります。

では実際どのような流れなのかご紹介します。

1．出勤時（19：30～20：00）

出勤したら主に事務所からの伝達事項、備品の確認を行います。

事務所からの引継ぎ内容

銀座の高級クラブはお店以外の近くの場所にそれぞれ事務所を構えています。そこの事務員さんがキャッシャーさんに次の業務を引き継いでいます。（事務員さんは17：00～18：00には帰ってしまう為）

前営業日の営業日報の確認・修正、ホステスさんの入金伝票ホステスさんに返却、全営業日のお客様の伝票を係ホステスさんや該当のホステスさんに返却になります。

備品の確認

キャッシャー周りで使う、伝票用紙・封筒・筆記用具、領収書の枚数、付箋やクリップが営業が始まっても行える状態か確認します。

2．営業中（20：00～翌1：00）

営業時間に関してはお店の込み具合によって異なりますが、銀座の高級クラブは大体は1：00前後でお客様はお店を出られます。

伝票の内容はオーダーを受ける黒服さんが、キャッシャーさんのデスクにある伝票差しに出物（ドリンクや一品）、ボトル伝票（出たボトルと金額）、ファースト伝票（お客様の名前や入店時間）を刺していくのでそれを見て計算します。これが混んでいたりするとたくさん伝票が入っているのでスピードが求められます。

営業中にキャッシャーさんが大変なこと

• 黒服やホステスとのコミュニケーション能力

よくキャッシャーさんのデスクに黒服やホステスが来ることがあり、そこで多くの要求を言われます。

具体的には「この席で出たボトルの金額は〇〇さんにつける」「このお客様お席で出たボトルは〇〇さんが払う」等多くの場合があります。

それぞれの要求をうまく理解することが大事になります。

• チェックが重なる時間帯

お客さんがアフターなどでお店を出られる時が重なる時間帯があり多くのクラブは23：30～24：00前後になります。

銀座の高級クラブの営業中はどのポジションの方もスピード感ある仕事が求められます。そのためこの時間帯より前の会計は早めに済ませておくと良いでしょう！！

3．営業終了後（1：00～2：00）

営業終了後は営業レポートの作成を行います。

営業日報は、基本は当日の総売上、純売上、組数、客数、ボトル本数、ホステス出勤人数・残業・遅刻・退店、特別に事務所に引き継ぐこと等、お店によって項目は異なります。

ここまでが銀座の高級クラブのキャッシャーさんの1日の業務の流れになります。

まとめ

どうでしたか？

キャッシャーさんと言っても銀座はやはりステータスが高いお客様が来られます。そのため、会計システムは理解しておくことは勿論、計算の正確さやスピード、ホステスさんや黒服さんとのコミュニケーション能力も必要になってくるので簡単な仕事ではありません。

銀座ナイトコムでは経験のある方は勿論、未経験の方でもキャッシャーさん、高級クラブの職種を店舗様にご紹介可能ですので是非お問い合わせくださいませ！！

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