鉢嶺祐矢、「YELL BAR」でKTVの真髄に触れる
今回は、上海のナイトスポット探訪第2回です。第1回のPLUS ONE編はこちらをお読みください。
上海の夜に魅了された鉢嶺祐矢が次に足を運んだのは「YELL BAR」。
古北エリアにあるこの店は“日系KTV”とも称され、日本人にもなじみやすいナイトスポットとして知られています。
本記事では、鉢嶺が体験したリアルな一夜を通して、KTVという文化と「YELL BAR」の魅力を丁寧に紐解いていきます。

本記事でご紹介する内容
- 日系KTV「YELL BAR」の基本情報と雰囲気
- KTVとは? 初心者向けのやさしい解説
- 鉢嶺が体験した「YELL BAR」での一夜
- 日本人にとって安心できる理由と設備の魅力
- 上海でKTVを探す際、なぜ「YELL BAR」が選ばれるのか
YELL BARとは
日系KTVとして人気を集める、洗練された大箱空間
KTVとは?
「Karaoke Television」の略で、日本でいうカラオケボックスやキャバクラのようなお店をさして使われます。
KTVには「量贩式 KTV」と「商务式 KTV」の2種類があり、それぞれの特徴は以下の通りです。
- 量贩式 KTV
日本でいうカラオケボックスにあたる。料金はリーズナブルで、友人同士や家族連れなどで行くことが多い - 商务式 KTV
日本でいうスナックやキャバクラとカラオケを組み合わせたような業態。女性が席について接客をしてくれる。ビジネスの接待などで使われることも多い。今回鉢嶺が訪れた「YELL BAR」はこちらに分類される。
「YELL BAR」は日系KTVの代表格。所在地は上海市長寧区仙霞路321号の東座401号。
地下鉄2号線「娄山关路駅」から徒歩圏に位置し、周囲には南丰城や尚嘉中心などの商業施設、高級ホテル、各国の領事館が集まっています。

店内構成は、バーカウンターに広々としたホール、そして推定4部屋の完全個室。面積は約100坪(鉢嶺の体感)とかなりの広さを誇ります。
鉢嶺の潜入レポート
案内役はあの“マサさん”、広がる非日常の扉
「PLUS ONE」で出会ったスタッフ・マサさんに誘われ、古北の夜を歩いていた鉢嶺。
「ちょっと大きい店も見てみませんか」と案内されたのが「YELL BAR」でした。
入店直後から伝わるスケールの違い
大箱の迫力。ゆとりある空間設計
扉を開けた瞬間、まず感じたのは店内の広さ。
天井の高さ、間取りの贅沢さ、光の演出。そのすべてが非日常を演出していました。まさに“大箱”という言葉がふさわしい空間。

雅ママとの出会い
盛り上げ上手で、どこか懐かしい雰囲気

この日、鉢嶺のテーブルについたのはチーママの“雅ママ”。金髪ショートが印象的で、明るく、盛り上げのテンポが抜群。
シャンパンを注文すると、焼酎のボトルをサービスしてくれるという気前の良さも魅力のひとつでした。
シャンパンと指名が飛び交う夜
店内の高揚感と一体感に包まれるひととき
勢いに任せて、鉢嶺はシャンパンを2本オーダー。さらに複数のキャストを指名。
周囲のテーブルにも日本人ビジネスマンの姿が多く、やがて場全体が一つの宴会のような雰囲気に。

“飲んで騒ぐ”ではなく、“自然に盛り上がる”感覚。心がほどけていく瞬間でした。
YELL BARの魅力とは
設備・接客・立地、それぞれに感じる“安心感”
日本人に優しいサービス設計
キャスト・スタッフの多くが日本語対応可能。言語の壁を感じることなく、安心して楽しめるのは大きな魅力です。
客層も日本人駐在員や出張者が多く、文化的な距離感が近いことも心地よさに繋がっています。
ラグジュアリーと柔軟性の両立
個室やホールのゆとりある空間設計に加え、「シャンパンを入れたら焼酎ボトルのサービス」といった柔軟な接客が印象的でした。

豪華さとアットホームさの共存。それがこの店ならではの魅力です。
アクセス・周辺環境の良さも秀逸
立地は、日系企業や外交施設が集中する長寧区・古北エリア。
虹橋空港や主要駅からも近く、アクセスの良さは抜群です。
要素 | 内容 |
---|---|
最寄駅 | 地下鉄2号線「娄山关路駅」 |
周辺施設 | 南丰城、尚嘉中心、世贸商城 など |
宿泊環境 | 高級ホテルが多数(利便性◎) |
距離感 | 空港・駅から車で約20分 |
外交機関 | 日本・韓国・フランスなど各国領事館 |
結論:「夜の社交場」としてのYELL BAR
非日常の中に、心からくつろげる時間
出張先で、少しだけ贅沢な夜を過ごしたい。そんな時にぴったりなのが「YELL BAR」です。
空間の豪華さ、サービスの柔らかさ、そしてスタッフのあたたかさ。すべてが絶妙なバランスでした。
鉢嶺が感じたのは、「安心と高揚感が共存する場所」。
だからこそ、また訪れたくなる。そんな魅力に満ちた空間です。
YELL BARでの最終的なお会計は日本円で7万6千円ほどでした。

探訪の総括
大人の学び。それは金額以上の価値

今回の上海ナイトスポット探訪――「PLUS ONE」と「YELL BAR」の二店舗で使った総額は約14万円。
けれど、その金額以上に得たものがありました。
中国のナイトカルチャーを自分の目で見て、実際に体験することで知る文化の多層性。
言葉の壁を越えて交わされた笑顔や会話。異国の地で、素直に心を解放できる時間。
お金では測れない学び。
鉢嶺にとって、上海の夜は“経験値の宝庫”でした。