
銀座から徒歩数分の距離にある日比谷、そこには日本トップの人気を持つ歌劇団である「宝塚歌劇団」、その東京劇場が存在します。
以前宝塚メイクを体験した鉢嶺祐矢が、今度は本物の宝塚歌劇団による演劇を体験してきました。今回は、鉢嶺による宝塚歌劇団観劇レポートをお届けします。
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この記事で分かること
- 宝塚歌劇団について
- チケット入手
- 演目
宝塚歌劇団について
宝塚歌劇団は言わずと知れた二言を代表する歌劇団ですが、実は110年以上の歴史を持っています。役者はタカラジェンヌと呼ばれる未婚の女性のみで構成されていることが大きな特徴です。
現在は花・月・雪・星・宙(そら)の5組と、どの組にも属さない専科に分かれています。
今回鉢嶺が観劇したのは、花組の公演。男役トップスターの永久輝せあ(とわきせあ)さんと娘役トップスターの星空美咲(ほしぞらみさき)さん、その他にも数々のタカラジェンヌたちによって繰り広げられる名演は、観劇初心者の鉢嶺にとっては新鮮なものでした。
入手困難なチケット

宝塚歌劇団はその人気の高さもあり、チケットの入手が非常に難しいことでも知られています。
基本的に多くの枠が「宝塚友の会」というファンクラブのようなサービスの会員限定チケットで占められており、その抽選も非常に高倍率です。
残った一般向けのチケットは先着順となっていますが、それも即完売してしまうそうです。
今回鉢嶺は運よく「宝塚友の会」限定チケットの枠を頂き、銀座のホステスと一緒に観に行きました。
鉢嶺が観劇した演目

今回鉢嶺が観劇した公演は「『悪魔城ドラキュラ』~月下の覚醒~」と「愛, Love Revue!」の2演目でした。
『悪魔城ドラキュラ』~月下の覚醒~
コナミデジタルエンタテインメントから発売されているテレビゲーム、「悪魔城ドラキュラ」。多くのゲームファンから愛されるこの作品を、原作の世界観そのままに宝塚独自のストーリーと演出で舞台化されています。
華麗なアクションシーンや臨場感のある音楽は、原作のゲームを知らなくても十二分に楽しむことのできる作品でした。
愛, Love Revue!

宝塚歌劇団のステージの中でも象徴的なものが、「レビュー」という歌や踊りを主題としたショーです。独自の世界観で繰り広げられる歌と踊りは、宝塚ならではのものです。
大勢のタカラジェンヌがステージ上に並んで踊る様子は圧巻の一言でした。
全体を通しての感想
今回鉢嶺は初めての宝塚観劇でした。実際に間近で彼女らの演技を見て、鉢嶺は驚きと感動を得ました。
「演じているのは女性だとわかっていても、男役は男性にしか見えない。その仕草や立ち振る舞いを身に着けるために、相当な努力を重ねてきたのだろう。」公演終了後、劇場を後にしながら鉢嶺はそう呟きました。
娘役を演じる役者も、華やかで凛とした姿が深く印象に残りました。
観劇終わりはクラブで同伴へ
劇場を後にして2人が向かったのは、銀座の某クラブ。一緒に公演を観たホステスと同伴をした鉢嶺は、その日の公演の内容や感想の話でいつも以上に盛り上がりました。
まとめ
宝塚を含め演劇は、普段からそういったものに触れない人にとっては難しいものだと感じてしまうかもしれません。
しかし、宝塚歌劇団の熱演は観劇初心者の鉢嶺にとっても、心を打つようなものでした。
「どんな人にも感動を届け、観客を熱中させる。そんな魅力を彼女たちから確かに感じた。」そう語った鉢嶺の手は、スマートフォンで次の公演のチケットをを探していました。