鉢嶺祐矢が体験した「STAR ISLAND 2025」完全レポート

花火×ドローン×音楽が生み出す、五感を震わせる未来型エンタメの真髄

銀座の喧騒から電車でわずか20分。そこに広がっていたのは、すべてがステージとなる没入型のエンターテインメント――「STAR ISLAND 2025」。

花火、ドローン、音楽、そしてテクノロジーが融合し、五感すべてに訴えかける空間演出が展開されました。

鉢嶺祐矢が実際に訪れたこのイベントは、ただ観るだけではない“体験する”未来型フェスティバル。この記事では、その模様を余すところなくご紹介いたします。

本記事でわかること

未来型フェスティバルの舞台、お台場海浜公園

自然の力をテクノロジーで可視化する、体感型の世界観

2025年のメインテーマは「ELEMENTS（エレメンツ）」。
地・水・風・火という自然の四大要素を、光・音・振動で表現し、観客を“もうひとつの地球”に誘うような演出が施されました。

環境音や地面の振動すらも演出の一部として組み込まれ、テクノロジーを通して“自然の息吹”を感じる没入体験が実現していました。
その壮大さに、鉢嶺も言葉を失いながら、静かに深くその空間に浸っていたようです。

まずは、ショーのオープニングの様子をご覧ください。

視覚・聴覚・体感のすべてを揺さぶる演出

夜空を彩ったのは、1,800機のドローンと日本の伝統花火。
緻密な動きを見せるドローンが星座やモチーフを描き、打ち上げ花火と音楽が完全にシンクロ。
技術と職人技が融合した、まさに“動くアート”のような演出でした。

音響には「KISSonix 3D SYSTEM」を採用。全方位から音が降り注ぎ、レーザーの光と重なり合いながら観客の感情を揺さぶります。
音に包まれる感覚。空間の一部になったような没入感。

水上を舞うフライボードの演技、巨大噴水、そして火柱の演出。
ステージの枠を越えた演出は、観客の視界を360度占領し、時間を忘れるような感覚へと誘いました。

そんなショーの内容を、ダイジェスト型式でまとめました。

席種	価格（税込）	定員	特徴
STAR SEAT	¥8,800	1名	自由席／コスパ重視
VIEW SEAT	¥16,500	1名	ブロック指定／臨場感◎
CAMERA SEAT	¥19,000	1名	撮影向け／三脚使用可
BENCH SEAT	¥38,500	2名	ベンチ指定／カップル向け
MAT SEAT	¥77,000	4名	レジャーシート型／家族・友人向け
TABLE SEAT	¥77,000	4名	テーブル付き／食事＆観覧可能

目的や同行者に合わせて最適な席種を選べる点も、STAR ISLANDの魅力のひとつです。

会場の中には座席の他に飲食物の出店も出店しており、食事をしながらショーを鑑賞することもできます。

また、開演前にもパフォーマーが場内におり彼らのパフォーマンスを楽しんだりと、来場者は開演までの間思い思いに過ごしていました。

STAR ISLANDは、花火文化を「継承」するだけでなく、「再定義」しています。
ドローンや音響技術との融合により、花火を“鑑賞するもの”から“体験するアート”へと昇華させたこと。それが新たな文化価値の創出です。

シンガポールやサウジアラビアでも開催されており、日本発のエンターテインメントが海外の観客にも高い評価を得ています。
文化の枠を超えた“共感の共有”。その中心にあるのが、STAR ISLANDです。

イベントは単なる興行にとどまらず、後継者育成や文化支援にも注力。
若い世代のクリエイター育成、花火職人との共創、新たな文化循環のモデルとしても注目されています。

STAR ISLAND 2025は、従来の花火大会とは一線を画す都市型・未来型フェスティバルです。
日本の伝統芸能とテクノロジーの共演。
その融合が創出したのは、新しい“日本らしさ”という価値。

鉢嶺もまた、その場に身を置くことで「伝統は受け継ぐだけでなく、進化させていくものだ」と実感しました。

STAR ISLAND 2025は、視覚・聴覚・体感を総動員する全方位型のエンターテインメントとして、来場者の心に深い余韻を残しました。
自然の美しさとテクノロジーの力が重なり合い、そこに生まれたのは“未来に継ぐべき新たな伝統”。

イベント終了後も、心に残る光景と音の記憶。
その余韻こそが、STAR ISLANDが描きたかった“未来の文化のかたち”なのかもしれません。

最後に、拍手喝采のフィナーレをご覧ください。