
2025年9月、東京・品川で開催されたファンイベント「スナックおふみ」。
この催しは、女優・二階堂ふみが“スナックのママ”として登場し、観客との乾杯から始まる一夜限りの時間を演出する体験型イベントです。
今回は、鉢嶺祐矢が実際にこの空間を訪れた感想と、経営者としての視点を交えながら、その魅力を余すことなくお届けします。
この記事でわかること
- 「スナックおふみ」2025年の開催概要
- 鉢嶺による体験レポート
- 接客と演出の巧みさに対するプロの分析
- チケット入手と限定グッズ情報
- 初参加者へのアドバイス
イベント概要と2025年の拡大
初開催からの流れ
2024年に東京・品川プリンスホテルで初開催され、大きな反響を呼んだ「スナックおふみ」。
二階堂ふみが“ふみママ”として登場し、観客とトークと音楽で心を交わす——そんな空間が新鮮で、多くのファンを惹きつけました。
2025年版の特徴
2025年は開催地が東京に加えて大阪へも拡大。
公演数も倍増し、全国のファンが参加しやすい構成となりました。
都市 | 日程 | 会場 | 公演数 |
---|---|---|---|
大阪 | 2025年8月17日 | グランドサロン十三 | 昼夜2公演 |
東京 | 2025年9月26〜28日 | 品川プリンスホテル クラブeX | 昼夜6公演 |
都市ごとに微妙に演出を変えることで、各地の観客に新鮮さを提供する工夫も見られました。
鉢嶺が体験した“ふみママ”との夜
開場前から漂う空気感
受付に到着すると、すでに空気は一変。
照明、BGM、スタッフの所作に至るまで“スナック”という空間が丁寧に再現されており、日常から切り離された感覚に包まれます。
幕開けの乾杯
開演とともに場内が暗転し、現れたのは“ふみママ”。
シャンパングラスを掲げ、全員での乾杯。
この瞬間、鉢嶺は「一気に距離が縮まったように感じた」と振り返ります。
特に、観客一人ひとりに視線を送りながら間を取る二階堂の所作には、接客の真髄が見て取れました。
それはまさに“個別に接してもらった”ような錯覚を生む、高度な接客演出。
トークタイムの親密さ
ステージ上では、プライベートに近い話題や舞台裏のエピソードが展開。
ゲストとの掛け合いや、観客からの質問にも即興で応じる姿が印象的でした。
自然体のまま、しかし誠実に応えるトークスタイル。
観客が「このお店の常連客であるかのような錯覚」を覚える、そんな空気が会場を包んでいました。
音楽パート:期待を超える演出力
生バンドの演奏に乗せて、ふみママが披露する歌唱。
照明、音響の演出も含め、本格的な音楽ライブとして成り立つ完成度に、鉢嶺は感銘を受けていました。
「ファンイベントの枠に収まらない、上質なステージ体験」と高く評価しています。
クロージング:終わり方に宿る心遣い
最後にふみママが感謝の言葉を述べ、一人ひとりを見送るような振る舞いで幕を下ろすクロージング。
この余韻の残し方が秀逸で、「サービス業において終わり方こそが次の来店を決める」と鉢嶺は語ります。
接客業のプロが見る“スナックおふみ”の設計
接客業の経営者でもある鉢嶺が、このイベントに特に感銘を受けたポイントは次の通りです。
要素 | ポイント |
---|---|
乾杯の導入 | 参加者全員が“自分も主役”と感じられる演出 |
距離感の調整 | 視線・動線・会話の間で心の距離をコントロール |
進行の緩急 | トークと音楽の切り替えで飽きさせない構成 |
クロージング | 最後に感謝と余韻を持たせる接客術の集大成 |
イベントを終えて鉢嶺は「これはただのファンイベントではなく、接客業の完成形のひとつ」と総括しました。
チケット・グッズ情報
チケットの流れ
- 【先行抽選】2025年7月19日〜28日(e+)
- 【一般販売】各公演ごとの専用ページで受付
昼夜で演出内容が変わるため、複数公演への申し込みがおすすめです。
限定グッズ
東京会場で販売された代表的なアイテムは「スナックおふみ マッチ」。
数量限定のため、開演前に入場して購入しておくのが安全策です。
初参加の方へのアドバイス(鉢嶺の実体験より)
項目 | アドバイス |
---|---|
服装 | 清潔感のある綺麗めカジュアルが無難 |
年齢層 | 20代後半〜40代中心。男女比は6:4程度 |
マナー | 撮影・録音は禁止。目と耳で楽しむ姿勢を |
座席 | 全体的に距離が近いため、位置はあまり気にせずOK |
グッズ | 売切れ前提。早めの行動がカギ |
まとめ:乾杯から始まる、記憶に残る“スナック時間”
このイベントは、女優・二階堂ふみがママとして観客と過ごす特別なひととき。
その魅力は演出だけでなく、接客としての完成度にありました。
鉢嶺はこの体験をこう語ります。
「経営者としては感心しきりだったが、一人の客としてはただ心地よく酔っていた」。
「スナックおふみ」は、“イベント”という枠を超えて、人と人が心で繋がる“記憶の装置”。
そんな印象を深く残す一夜となりました。
こんな方におすすめ
- 二階堂ふみのファン
→ 直接のやり取りを体験できる、またとない機会です。 - 距離の近いファンイベントを求める方
→ ライブでも握手会でもない、新しい“交流体験”。 - スナック文化に興味のある方
→ 夜の空間演出や“おもてなし”を肌で感じられます。 - トークと音楽を両方楽しみたい方
→ 歌と語りのバランスが秀逸で、どちらも堪能できます。 - 限定グッズや特別な思い出を大切にしたい方
→ その場でしか手に入らない空気感とアイテムの魅力。