
ある日、映像を見ながら鉢嶺祐矢がふと思いついたことがありました。
Netflixで配信されている恋愛リアリティーショー「ラヴ上等」。
ヤンキー気質の男女が本気の恋愛をぶつけ合う、勢いと感情がむき出しになる番組です。
番組を見終えた鉢嶺の頭に浮かんだのは、ひとつの発想でした。
この世界観を銀座で再現できないか――というものです。
その結果として実行されたのが、今回の「ヤンキー同伴」。
少し突飛で、どこか危うい一日でした。
目次
「ラヴ上等」とは何か

「ラヴ上等」は、理屈よりも感情や勢いを重視する恋愛リアリティーショーです。
不器用で真っ直ぐ。
荒さの中にある純粋さ。
そうした空気感が番組全体を包んでいます。
番組を見た鉢嶺は、そこにある“覚悟”のようなものに興味を持ったようでした。
今の銀座には、こうした熱量が足りないのではないか――。
そんな発想が、今回の企画につながります。
ヤンキー同伴の計画
企画を思いついた鉢嶺は、まず相手探しから始めました。
そこで声をかけたのは、かつてヤンキー気質の過去を持つ銀座のホステス。
普段は落ち着いた雰囲気の女性ですが、若い頃には激しいエピソードもあったそうです。
そのギャップに、鉢嶺は今回の企画との相性を感じたようでした。
こうして決まった「ヤンキー同伴」。
ただし具体的な内容は、かなりざっくりしています。
頭の中にあったイメージは単純でした。
バイク。
そしてパチンコ。
少し古い“ヤンキー像”を、そのまま再現するような発想でした。
登場した改造バイク

当日用意されたのは、一台の改造バイク。
その姿は、かつてのヤンキー雑誌「チャンプロード」を思わせるような外観でした。
まさに平成の空気をまとった一台。
この瞬間、鉢嶺のテンションは一気に上がります。
しかし自然な流れで、ひとつの役割分担が決まりました。
バイクの運転はホステス。
鉢嶺は後部座席。
本人にとっては少し想定外の展開でしたが、状況としては納得せざるを得ませんでした。
なぜかパチンコへ

バイクに乗った後、二人が向かった先はパチンコ店。
理由は単純です。
「ヤンキー文化といえばパチンコ」という、かなり直感的な連想でした。
普段パチンコをしない鉢嶺にとっては新鮮な体験でしたが、特別なドラマが起こることはありませんでした。
勝負としての盛り上がりは控えめ。
それでも、この日の目的は結果ではありません。
世界観の再現。
それがテーマでした。
最後はやはり銀座へ

パチンコ店を出た二人は、そのまま銀座へ向かいます。
ホステスが働く高級クラブへ。
ドアをくぐった瞬間、空気が変わりました。
整えられた照明。
落ち着いた音楽。
洗練された空間。
ヤンキー企画の一日でしたが、この場所に戻ると自然と気持ちが落ち着きます。
ここが本来のフィールド。
そう感じさせる空間でした。
まとめ
今回の「ヤンキー同伴」は、どこか不思議な一日でした。
バイクに乗り、パチンコを打ち、
そして最後は銀座へ戻る。
結果として残ったのは、
完全なヤンキー体験ではなく、どこか“概念的なヤンキー”のような時間でした。
それでも鉢嶺は、この企画を楽しんでいたようです。
発想の勢い。
そして行動力。
一番“暴走”していたのは、
もしかすると鉢嶺のアイデアだったのかもしれません。