西野亮廣が創り出す幻想都市|えんとつ町の踊るハロウィンナイト2025 潜入レポート

西野亮廣が創り出す幻想都市|えんとつ町の踊るハロウィンナイト2025 潜入レポート

煙と光が交差する、えんとつ町の一夜。
絵本『えんとつ町のプペル』の世界が現実に出現した――。
西野亮廣が手がける「えんとつ町の踊るハロウィンナイト2025」は、
まさに“物語が動き出す”瞬間を体験できる、年に一度の幻想フェスだった。

経営者ラウンジの正体は「クリエイターの巣」

数あるチケットの中から、あえて選んだのは
「EXECUTIVE LOUNGE PASS」。

銀座の男が向かったのは、
きらびやかなVIPルーム…ではなく、
エンタメを作る者たちが集う “クリエイターの巣” だった。

経営者アクセスラウンジPASS

指定された「経営者アクセスラウンジ」に足を踏み入れると、
そこは想像していたVIP空間とは少し違う。
スーツ姿の経営者よりも、
ステージ出演を控えたアーティストや芸人たちの楽屋のような温度感

西野亮廣、堤下敦(インパルス)、ツネ(2700)…
名のある顔ぶれがふらりと立ち寄り、
そこでは“笑いと創造”の裏側が飛び交っていた。

タイムテーブルが豪華すぎる!ノンストップで“煙の世界”へ

午後2時半の開幕から夜まで続くステージは、
ミュージカル、トーク、ライブ、DJ――すべてが途切れない。

● 14:30 – オープニング & えんとつ町のプペルミュージカル

煙と光が織りなすファンタジーな開幕!舞台から伝わる“生”のパワーに会場の親子も釘付け。

● 15:30 – カジサック7周年祭

笑いと感謝が弾けるアニバーサリーステージ。
家族で声を上げて笑える、平和な時間が流れる。

● 16:30 – 貴船 & DJ Cerry

幻想的な音とビートが、夕暮れの色を深く染めていく。
煙の中で、誰もが物語の住人になる。

● 17:30 – キングコング(西野亮廣×梶原雄太)

“本気の笑い”が炸裂。
ステージを揺らす歓声が、物語を一段上へ引き上げる。

● 18:30 – DJ KOO

伝説のシャウトが響いた瞬間、会場はダンスフロアへ。
親子でジャンプする、幸せな混沌。

● 19:30 – バンドザウルス

生演奏が照らすフィナーレ。
音の粒と光が宙を舞い、夜は最高潮へ。

まるで“煙の中を歩いているような”全方位の没入感。
子どもも大人も、夢中で光を追いかけ続けた夜だった。

ファミリーも大人もハマる“体験型エンタメ”

会場を見渡すと、ベビーカーを押す親子、
仮装した子どもたちの笑い声。
それでいて、演出は本格的で大人も飽きない。

「親子で楽しめるフェス」×「西野亮廣の世界観」×「プロの演出」
この三拍子がそろった、まさに新時代のエンタメモデルだった。

煙の向こうに見えた“体験の力”

ただのイベントではなく、
物語・空間・エンタメが一体化した「総合芸術」。
西野亮廣の持つ“世界を具現化する力”を、
リアルに感じた一夜だった。

TOP